[他大学の事例] オンライン授業での教員側の授業設計のtips

難局を乗り切るためのオンライン授業評価: 基本的な観点と方法

藤本徹 東京大学大学院情報学環講師

https://www.nii.ac.jp/news/upload/20200501-7_Fujimoto.pdf


【第6回】4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム(5/1オンライン開催) 主催:国立情報学研究所 大学の情報環境のあり方検討会 講演資料より、一部抜粋

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(p.6) 急ごしらえのオンライン授業に活かせる知見

• リソースがなくても応用できることを考える

–混乱の要素を減らす(重要度低、失敗リスク大の活動は回避)

–何を残すか、何をやらないかを決める(がんばり過ぎない)

–詰め込まず、余裕を持たせて自分の余裕を作る

• 効率化の考え方とコツ –しなくて良い作業を発生させない

(例:提出方法の工夫:ワードで提出→Googleフォーム)

–採点の手間の少ないミニテストに置き換える (高配点な試験をしない)

–講義をリストラしてフィードバックの機会を増やす (例:導入とポイント解説+ミニ演習)

(p.7) 授業モデル転換の例

• 「試験に向けて教える」モデルから「学習ガイド・ペース 管理」モデルへの転換

• 授業に形成的評価を組み込んでフィードバックを増やす

–フィードバック増=学習効果大、満足度上昇

–反応が見える=教員もモチベーションが上がる

​​​​​​​–従来の筆記試験ができない悩み自体を解消する

オンライン教育・リンク集

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