University College LondonのInstitute of Educationに在籍中の方のブログ.
一部抜粋(ちょこっと要約)
★学生の立場から
・生徒目線として感じることは「当てられた時、自分以外のクラスメートが全員ミュートな中で答えるのは、かなり緊張感がある」
・当てられている自分が答えられない限り、誰も一言も発さず沈黙が続くのがかなり苦痛
★授業の組み立て
・授業内で全てを完結させるのではなく、「先生が話すのが中心の時間」と「生徒が質問をする時間」を分けているのは、スムーズにオンラインでの授業進行を行うスタイルの一つかも
★「リアル」で学校が在ることの意味
・授業「以外」の時間帯の充実度もかなり高く、そうした時間に会話をしている中で自然発生的に生まれるトピックから、様々な学びが得られることも沢山ある.
・ある種のserendipity(セレンディピティ:素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること)。これはリアルな学校生活の中だと、それが無数に、そして偶然的に発生し続けていたことだと思いますが、オンラインでの「授業」「ディスカッション」だと、どうしても抜け落ちてしまう感覚がある。テーマやアジェンダが決まっているため、ある種の予定調和的な時間になってしまうことは、現状否めない。
・serendipityこそが、リアルな学校による価値の一つなのではないか。学校というリアルな場所を一つのキッカケとして、様々な学校「生活」、「暮らし」を営む中での、予想もしていなかったような出会いや会話が生まれるということは、単に科目の知識を得る・ディスカッションによって生み出されること以上に、もっともっと大きなコンセプトとして捉えることのできる世界なのではないか。
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